県庁所在地：奈良市

奈良県は紀伊半島中央の内陸部に位置し、大阪府・京都府・和歌山県・三重県に囲まれて海のない内陸県です。
また、吉野地区は、奈良県の3分の2近くの面積を占める森林地帯で、特に有名な、吉野町の千本桜は春に多くの観光客が訪れます。また、世界遺産の大峯奥駈道・熊野古道や、各地の寺社仏閣、万葉の故地などが観光資源に恵まれています。
奈良県の河川漁業は、紀の川水系、熊野川水系、淀川水系、大和川水系の各河川を漁場として行われており、アユ、アマゴ、コイ、フナなどの漁業が行われています。
産業は、靴下やニット製品など中和地域を中心に産地を形成している繊維製品製造業、日本三大美林の一つ吉野杉を背景に古くから発達してきた木材・木製品製造業、そして本県工業に大きなウエイトを占めている電機製品・一般機械・金属製造業、さらにはプラスチック成形業、製薬業、毛皮革製造業など多数の地場産業が集積しています

紀伊半島中央の内陸部に位置し、北西部に奈良盆地、北東部に大和高原、それ以外は大台ケ原や近畿地方最高峰の八経ヶ岳（八剣山）といった紀伊山地が広がる
県内の地区を北和、中和、西和、宇陀、南和などと区分されることもあるが、それぞれの境界線は曖昧であり、近年は単に中央構造線によって北部、南部と表記されることも多い